【活用ガイド】

JVNDB-2013-001912

Perl のハッシュ値の再計算メカニズムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Perl のハッシュ値の再計算メカニズムには、サービス運用妨害 (メモリ消費およびクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Perl Foundation
  • Perl 5.8.2 から 5.16.x
アップル
  • Apple Mac OS X 10.9 未満

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工されたハッシュキーを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical The Perl Foundation アップル オラクル ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1667
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95174988
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1667
  3. 関連文書 : MGASA-2013-0094
更新履歴

  • [2013年03月21日]
      掲載
    [2013年04月23日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1770-1) を追加
    [2013年05月10日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-1667 Denial of Service (DoS) vulnerability in Perl) を追加
    [2013年05月21日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0685) を追加
    [2013年05月27日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-1667 Denial of Service (DoS) vulnerability in Perl 5.16) を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-1667 Denial of Service (DoS) vulnerability in Perl 5.12) を追加
    [2013年11月07日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT6011) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT6011) を追加
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2013-10-22-3) を追加
      参考情報:JVN (JVNVU#95174988) を追加
    [2014年02月27日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02928 SSRT101274) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 912276) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0094) を追加