【活用ガイド】

JVNDB-2013-001904

Red Hat Enterprise Virtualization Manager における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Virtualization Manager (RHEV-M) のドメイン管理ツール (rhevm-manage-domains) は、validate アクションが有効である場合、管理パスワードを誰でも読み取り可能な (world-readable) ログファイルに記録するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.1 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、当該のログファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6115
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6115
  2. 関連文書 : ovirt-engine.git / commit
更新履歴

  • [2013年03月21日]
      掲載