【活用ガイド】

JVNDB-2013-001885

Linux Kernel の net/llc/af_llc.c における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/llc/af_llc.c 内の llc_ui_getname 関数は、特定の環境における不正な戻り値により、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.6 未満
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5
  • Red Hat Enterprise Linux 6

想定される影響

ローカルユーザにより、初期化されていないポインタ引数を利用する巧妙に細工されたアプリケーションを介して、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6542
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6542
更新履歴

  • [2013年03月21日]
      掲載