【活用ガイド】

JVNDB-2013-001862

gnome-screensaver のデフォルト設定におけるスクリーンロックが回避される脆弱性

概要

gnome-screensaver のデフォルト設定は、".desktop" ファイルの AutostartCondition の行を fallback モードに設定するため、ログイン後に、スクリーンセーバが自動起動せずに、スクリーンロックが回避されることで、無人のワークステーションへアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • gnome-screensaver 3.5.4 から 3.6.0

想定される影響

ログイン後に、スクリーンセーバが自動起動せずに、スクリーンロックが回避されることで、攻撃者により、無人のワークステーションへアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical GNOME Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1050
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1050
更新履歴

  • [2013年03月19日]
      掲載