【活用ガイド】

JVNDB-2013-001858

Spree における任意のロールを割り当てられる脆弱性

概要

Spree の spree_auth_devise 内の app/models/spree/user.rb は、ユーザをアップデートする際、マスアサインメントを安全に実行しないため、リモート認証されたユーザに任意のロールを割り当てられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Spree Commerce
  • Spree 1.1.6 未満の 1.1.x
  • Spree 1.2.x
  • Spree 1.3.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、彼ら自身に任意のロールを割り当てられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Spree Commerce
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2506
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2506
更新履歴

  • [2013年03月19日]
      掲載