【活用ガイド】

JVNDB-2013-001826

Microsoft Internet Explorer 9 のサンドボックス保護メカニズムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 9 のサンドボックス保護メカニズムには、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CanSecWest 2013 の Pwn2Own コンペティションにおいて実証されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 9

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2557
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2557
  2. 関連文書 : Pwn2Own 2013
更新履歴

  • [2013年03月15日]
      掲載
    [2013年03月19日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加