【活用ガイド】

JVNDB-2013-001785

Oracle Java SE および JavaFX の Java Runtime Environment におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Oracle Java SE および JavaFX の Java Runtime Environment (JRE) には、JavaFX に関する処理に不備があるため、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CanSecWest 2013 の Pwn2Own コンペティションにおいて実証されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JavaFX 2.2.7 およびそれ以前
  • JDK 7 Update 17 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 17 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル ターボリナックス レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0402
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-107A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0402
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2013-2383等)
  4. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0021
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-107A
  6. 関連文書 : Pwn2Own 2013
  7. 関連文書 : Pwn2Own: Down go all the browsers - ZDNet
更新履歴

  • [2013年03月11日]
      掲載
    [2013年03月12日]
      概要:内容を更新
    [2013年04月22日]
      タイトル:内容を更新
      概要:内容を更新
      影響を受けるシステム:オラクル (Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - April 2013) の情報を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - April 2013) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Java SE Critical Patch Update - April 2013 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (April 2013 Critical Patch Update for Java SE Released) を追加
      ベンダ情報:富士通 (Oracle Corporation Javaプラグインの脆弱性に関するお知らせ) を追加
    [2013年06月12日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0757) を追加
    [2013年08月12日]
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2013-2) を追加