【活用ガイド】

JVNDB-2013-001778

EMC RSA Authentication Agent におけるパスコード要求を回避される脆弱性

概要

EMC RSA Authentication Agent は、Quick PIN Unlock タイムアウト機能を適切に適用しないため、スクリーンセーブされたセッションに対してのパスコード要求を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • RSA SecurID Authentication Agent 7.1.2 未満の 7.1.x (Windows)

関連情報 ESA-2013-012 によると、対象となるプラットフォームは Windows XP および Windows 2003 となっています。
想定される影響

攻撃者により、タイムアウト後に PIN を入力されることで、スクリーンセーブされたセッションに対してのパスコード要求を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0931
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0931
  2. 関連文書 : ESA-2013-012
更新履歴

  • [2013年03月11日]
      掲載