【活用ガイド】

JVNDB-2013-001776

x86_32 プラットフォーム上で稼働する Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

x86_32 プラットフォーム上で稼働する Xen の xen/arch/x86/hvm/hvm.c 内の do_hvm_op 関数は、HVM_PARAM_NESTEDHVM オペレーションを適切に制限しないため、サービス運用妨害 (長時間のページマッピングおよびホスト OS クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.2.0
  • Xen 4.2.1

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、多数の VCPU を有するドメイン内の HVM ゲストへの管理アクセスを利用されることで、サービス運用妨害 (長時間のページマッピングおよびホスト OS クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0151
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0151
更新履歴

  • [2013年03月08日]
      掲載
    [2013年11月01日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201309-24) を追加