【活用ガイド】

JVNDB-2013-001751

Dnsmasq におけるサービス運用妨害 (トラフィック増幅) の脆弱性

概要

Dnsmasq は、特定の設定の libvirt と共に使用された場合、意図しないインターフェイスからのクエリに応答するため、サービス運用妨害 (トラフィック増幅) 状態となる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-3411 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


thekelleys
  • Dnsmasq 2.66test2 未満

想定される影響

第三者により、偽装された TCP ベースの DNS クエリを介して、サービス運用妨害 (トラフィック増幅) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mandriva, Inc. thekelleys レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0198
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0198
更新履歴

  • [2013年03月07日]
      掲載
    [2013年12月19日]
      ベンダ情報：Mandriva, Inc. (MDVSA-2013:072) を追加

公表日2013/03/05
登録日2013/03/07
最終更新日2013/12/19