【活用ガイド】

JVNDB-2013-001703

Adobe Flash Player の ExternalInterface ActionScript 機能における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Flash Player の ExternalInterface ActionScript 機能には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性への攻撃が 2013 年 2 月に観測されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)
アドビシステムズ
  • Adobe Flash Player 10.3.183.67 未満 (Windows、Macintosh、Linux)
  • Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満の 11.x (Windows および Macintosh)
  • Adobe Flash Player 11.2.202.273 未満の 11.x (Linux)
マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 10 (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)
  • Microsoft Windows RT (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)
  • Microsoft Windows 8 for 32-bit Systems (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)
  • Microsoft Windows 8 for 64-bit Systems (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)
  • Microsoft Windows Server 2012 (Adobe Flash Player 11.6.602.171 未満)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された SWF コンテンツを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google openSUSE project アドビシステムズ マイクロソフト レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0648
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0648
  2. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0013
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて(2013年02月27日)
  4. IPA 緊急対策情報 : Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB13-08)(CVE-2013-0643等)
更新履歴

  • [2013年02月28日]
      掲載
    [2013年03月08日]
      ベンダ情報:富士通 (アドビ システムズ社 Adobe Flash Player の脆弱性に関するお知らせ) を追加
    [2013年03月14日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0574) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0359) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0360) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2013:0373) を追加