【活用ガイド】

JVNDB-2013-001641

Linux Kernel の drivers/vhost/vhost.c における ホスト OS 権限を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の drivers/vhost/vhost.c 内の translate_desc 関数には、cross-region 記述子を適切に処理しないため、ホスト OS 権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.7 未満

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、KVM ゲスト OS 権限を利用されることで、ホスト OS 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0311
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0311
更新履歴

  • [2013年02月25日]
      掲載
    [2013年03月28日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0496) を追加
    [2013年04月09日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0579) を追加
    [2013年06月19日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0882) を追加
    [2013年06月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0928) を追加