【活用ガイド】

JVNDB-2013-001633

Oracle Java SE の Java Runtime Environment におけるライブラリの処理に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE の Java Runtime Environment (JRE) には、ライブラリに関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 13 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 13 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、情報を取得される、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical オラクル ヒューレット・パッカード 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1484
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-051A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1484
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2013-1487等)
  4. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0011
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-051A
  6. 関連文書 : MGASA-2013-0084
更新履歴

  • [2013年02月22日]
      掲載
    [2013年03月28日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1735-1) を追加
    [2013年06月13日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBMU02874 SSRT101184) を追加
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02857 SSRT101103) を追加
    [2014年03月31日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0084) を追加