【活用ガイド】

JVNDB-2013-001599

Linux Kernel の arch/x86/kernel/msr.c におけるケイパビリティの制限を回避される脆弱性

概要

Linux Kernel の arch/x86/kernel/msr.c 内の msr_open 関数には、ケイパビリティの制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.7.6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションをルート権限で実行されることで、ケイパビリティの制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux openSUSE project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0268
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0268
更新履歴

  • [2013年02月19日]
      掲載
    [2013年06月12日]
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2013:0674) を追加