【活用ガイド】

JVNDB-2013-001575

Zend Framework におけるサービス運用妨害 (CPU 資源の消費) の脆弱性

概要

Zend Framework の (1) Zend_Dom、(2) Zend_Feed、(3) Zend_Soap、および (4) Zend_XmlRpc には、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Zend Technologies Ltd.
  • Zend Framework 1.11.13 未満の 1.x
  • Zend Framework 1.12.0 未満の 1.12.x

想定される影響

第三者により、XML DOCTYPE 宣言内の XML エンティティ定義の再帰的参照、または循環参照を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Zend Technologies Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6532
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6532
更新履歴

  • [2013年02月18日]
      掲載