【活用ガイド】

JVNDB-2013-001555

Joomla! における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Joomla! の plugins/system/highlight/highlight.php には、任意の PHP オブジェクトをアンシリアライズされることで、重要な情報を取得される、任意のディレクトリを削除される、SQL インジェクション攻撃を実行されるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。

本脆弱性の問題は、当初、重要な情報を取得されるのみであると報告しましたが、その後の分析で、その他の攻撃の可能性があることが実証されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Joomla!
  • Joomla 3.0.x から 3.0.2
  • Joomla 2.5.x から 2.5.8

想定される影響

攻撃者により、重要な情報を取得される、任意のディレクトリを削除される、SQL インジェクション攻撃を実行されるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Joomla!
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1453
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1453
更新履歴

  • [2013年02月15日]
      掲載
    [2013年02月20日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
    [2013年03月11日]
      概要:内容を更新
      想定される影響:内容を更新
    [2013年04月22日]
      CVSS による深刻度:基本値と完全性への影響、可用性への影響を変更
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を変更