【活用ガイド】

JVNDB-2013-001554

Ruby on Rails の ActiveRecord におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Ruby on Rails の ActiveRecord には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Ruby on Rails project
  • Rails 2.3.17 未満の 2.3.x
  • Rails 3.1.0 未満の 3.x
アップル
  • Apple Mac OS X 10.6.8
  • Apple Mac OS X Server 10.6.8

想定される影響

第三者により、任意の YAML に対する +serialize+ helper のデシリアライズを誘発する巧妙に細工され、シリアライズされた属性を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian openSUSE project Ruby on Rails project アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0277
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92046435
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0277
更新履歴

  • [2013年02月15日]
      掲載
    [2013年03月14日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2620) を追加
    [2013年05月17日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0462) を追加
    [2013年06月07日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT5784) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5784) を追加
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2013-06-04-1) を追加