【活用ガイド】

JVNDB-2013-001549

IRCD-Hybrid におけるサービス運用妨害 (クラッシュ) の脆弱性

概要

IRCD-Hybrid の hostmask.c の try_parse_v4_netmask 関数は、マスクを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IRCD-Hybrid
  • IRCD-Hybrid 8.0.6 未満

想定される影響

第三者により、負の数を解析する原因となるマスクを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #699267
  • Debian Security Advisory : DSA-2618
IRCD-Hybrid レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0238
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0238
  2. 関連文書 : MGASA-2013-0055
更新履歴

  • [2013年02月15日]
      掲載
    [2014年02月27日]
      対策：内容を更新
      ベンダ情報：IRCD-Hybrid ([hybrid] [coders] ircd-hybrid release notification - ircd-hybrid-8.0.6) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (Bug 905652) を追加
      参考情報：関連文書 (MGASA-2013-0055) を追加

公表日2013/02/13
登録日2013/02/15
最終更新日2014/02/27