【活用ガイド】

JVNDB-2013-001548

Linux Kernel 用 Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel 用 Xen の PCI バックエンドドライバ (drivers/xen/pciback/conf_space_capability_msi.c) 内の pciback_enable_msi 関数には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.18
  • Linux Kernel 3.8
Xen プロジェクト
  • Xen 3.0.4
  • Xen 3.0.2
  • Xen 3.0.3
  • Xen 3.1.4
  • Xen 3.1.3
  • Xen 3.2.3
  • Xen 3.2.2
  • Xen 3.2.1
  • Xen 3.2.0

想定される影響

PCI デバイスへのアクセス権を持つゲスト OS ユーザにより、大量のカーネルログメッセージを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Linux openSUSE project Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0231
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0231
更新履歴

  • [2013年02月15日]
      掲載
    [2013年03月11日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2632) を追加
    [2013年04月08日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0395) を追加
    [2013年06月12日]
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2013:0674) を追加
    [2013年06月27日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0925) を追加