【活用ガイド】

JVNDB-2013-001493

Microsoft Windows Server の NFS サーバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows Server の NFS サーバには、サービス運用妨害 (Null ポインタデリファレンスおよびリブート) 状態となる脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「NULL 逆参照の脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2012
  • Microsoft Windows Server 2012 (Server Core インストール)
  • Microsoft Windows Server 2008 r2(itanium) SP1 以前
  • Microsoft Windows Server 2008 r2(x64) SP1 以前
  • Microsoft Windows Server 2008 r2(x64) SP1 以前 (Server Core インストール)

想定される影響

第三者により、読み取り専用の共有ファイルまたはフォルダ名変更の試行を介して、サービス運用妨害 (Null ポインタデリファレンスおよびリブート) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS13-014
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS13-014
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA13-043B
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1281
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-043B
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1281
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0009
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS13-009,010,011,012,013,014,015,016,017,018,019,020)(2013年02月13日)
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-043B
更新履歴

  • [2013年02月14日]
      掲載