【活用ガイド】

JVNDB-2013-001351

MiniUPnP MiniUPnPd の HTTP サービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MiniUPnP MiniUPnPd の HTTP サービスにおける SOAPAction ハンドラ内の ExecuteSoapAction 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびサービスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-0230 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


MiniUPnP Project
  • MiniUPnPd 1.0

想定される影響

第三者により、# (シャープ記号) を欠いた SOAPAction ヘッダを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびサービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MiniUPnP Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1461
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1461
更新履歴

  • [2013年02月04日]
      掲載