【活用ガイド】

JVNDB-2013-001346

Oracle Java SE の Java Runtime Environment におけるセキュリティ・レベルを回避される脆弱性

概要

Oracle Java SE の Java Runtime Environment (JRE) は、Windows 上で稼働する Internet Explorer、Firefox、Opera、および Google Chrome で使用される場合、Java コントロール・パネルのセキュリティ・レベル「非常に高」を回避され、警告メッセージが表示されることなく、無署名の Java コードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 11
  • JDK 7 Update 10
  • JRE 7 Update 11
  • JRE 7 Update 10

想定される影響

第三者により、Java コントロール・パネルのセキュリティ・レベル「非常に高」を回避され、警告メッセージが表示されることなく、無署名の Java コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1489
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-032A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1489
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0007
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#858729
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-032A
  6. IPA 緊急対策情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2013-0437等)
更新履歴

  • [2013年02月04日]
      掲載
    [2013年02月18日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0237) を追加
    [2013年06月17日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBMU02874 SSRT101184) を追加
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02857 SSRT101103) を追加