【活用ガイド】

JVNDB-2013-001286

FreeIPA のクライアントにおけるドメイン参加の処理を偽装される脆弱性

概要

FreeIPA のクライアントは、サーバから CA 証明書を適切に取得しないため、ドメイン参加の処理を偽装される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.9 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • FreeIPA 2.x
  • FreeIPA 3.1.2 未満の 3.x

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、巧妙に細工された証明書を介して、ドメイン参加の処理を偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5484
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5484
更新履歴

  • [2013年01月29日]
      掲載