【活用ガイド】

JVNDB-2013-001233

Oracle MySQL および MariaDB における SQL インジェクションの脆弱性

概要

Oracle MySQL および MariaDB のレプリケーションコードには、バイナリログに関する処理に不備があるため、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MariaDB Corporation Ab.
  • MariaDB 5.1.x から 5.1.62
  • MariaDB 5.2.x から 5.2.12
  • MariaDB 5.3.x から 5.3.7
  • MariaDB 5.5.x から 5.5.25
オラクル
  • MySQL 5.5.29 未満

MySQL 5.5.29 は、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。詳しくは、参考情報をご覧ください。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、任意の SQL コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MariaDB Corporation Ab. レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4414
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4414
更新履歴

  • [2013年01月24日]
      掲載
    [2016年02月17日]
      ベンダ情報：MariaDB Corporation Ab. (MariaDB 5.2.13 Release Notes) を追加

公表日2013/01/22
登録日2013/01/24
最終更新日2016/02/17