【活用ガイド】

JVNDB-2013-001225

CODESYS Runtime System の Runtime Toolkit におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

CODESYS Runtime System の Runtime Toolkit には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


3S-Smart Software Solutions
  • CODESYS Control Runtime System 2.3.x
  • CODESYS Control Runtime System 2.4.x
Festo
  • CECX-X-C1 Modular Master Controller with CoDeSys
  • CECX-X-M1 Modular Controller with CoDeSys and SoftMotion

想定される影響

第三者により、TCP リスナーサービスの .. (ドットドット) を含むリクエストを介して、任意のファイルを読み取られたり、上書きされたり、または作成される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

3S-Smart Software Solutions
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6069
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6069
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-011-01
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-14-084-01
更新履歴

  • [2013年01月23日]
      掲載
    [2014年05月13日]
      影響を受けるシステム:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-14-084-01) の情報を追加
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-14-084-01) を追加