【活用ガイド】

JVNDB-2013-001217

IBM TFIM および TFIMBG における OpenID プロバイダのデータを偽造される脆弱性

概要

IBM Tivoli Federated Identity Manager (TFIM) および Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway (TFIMBG) は、OpenID 属性が (1) SREG および (2) AX に署名されているかどうかをチェックしないため、OpenID プロバイダのデータを偽造される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.0.11 未満の 6.2.0
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.1.3 未満の 6.2.1
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.2.2 未満の 6.2.2
  • Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway 6.2.0.11 未満の 6.2.0
  • Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway 6.2.1.3 未満の 6.2.1
  • Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway 6.2.2.2 未満の 6.2.2

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、無署名の属性を挿入されることで、OpenID プロバイダのデータを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6359
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6359
更新履歴

  • [2013年01月22日]
      掲載

公表日2013/01/18
登録日2013/01/22
最終更新日2013/01/22