【活用ガイド】

JVNDB-2013-001216

Cisco Adaptive Security Appliances におけるサービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) の脆弱性

概要

ファームウェアを搭載した Cisco Adaptive Security Appliances (ASA) デバイスは、SSH セッションを適切に管理しないため、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCtc59462 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.x から 8.4(1)
  • Cisco Adaptive Security Appliance
  • Cisco ASA 1000V クラウド ファイアウォール
  • Cisco ASA 5500 シリーズ

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、複数のセッションを確立されることで、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5717
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5717
更新履歴

  • [2013年01月22日]
      掲載

公表日2013/01/16
登録日2013/01/22
最終更新日2013/01/22