【活用ガイド】

JVNDB-2013-001210

IBM Tivoli Federated Identity Manager におけるパスワードを破られる脆弱性

概要

IBM Tivoli Federated Identity Manager (TFIM) には、パスワードを破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.0.12 未満の 6.2.0
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.1.4 未満の 6.2.1
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.1.1.14 未満の 6.1.1

想定される影響

攻撃者により、すべてのログ・トレースを設定したロギング構成を利用されることで、下記のパスワードを破られる可能性があります。

(1) 平文の LDAP バインドのパスワード
(2) キーストア (keystore) のパスワード
(3) クライアントの平文のベーシック認証 (Basic Authentication) のパスワード
(4) 平文のユーザパスワード
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3310
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3310
更新履歴

  • [2013年01月22日]
      掲載

公表日2013/01/17
登録日2013/01/22
最終更新日2013/01/22