【活用ガイド】

JVNDB-2013-001119

Adobe ColdFusion の administrator.cfc における認証を回避される脆弱性

概要

Adobe ColdFusion の administrator.cfc には、認証を回避され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性への攻撃が 2013 年 1 月に観測されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe ColdFusion 9.0
  • Adobe ColdFusion 9.0.1
  • Adobe ColdFusion 9.0.2
  • Adobe ColdFusion 10

想定される影響

第三者により、デフォルトの空のパスワードを使用して RDS コンポーネントにログインされ、管理 Web インターフェースにアクセスするためにこのセッションを利用されることで、認証を回避され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0632
参考情報

  1. JVN : JVNTA#99041988
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0632
  3. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA15-119A
更新履歴

  • [2013年01月18日]
      掲載
    [2014年02月25日]
      タイトル:内容を更新
      概要:内容を更新
      想定される影響:内容を更新
    [2015年05月11日]
      参考情報:JVN (JVNTA#99041988) を追加
      参考情報:US-CERT Technical Cyber Security Alert (TA15-119A) を追加