【活用ガイド】

JVNDB-2013-001023

Microsoft System Center Operations Manager におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft System Center Operations Manager には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「System Center Operations Manager Web コンソールの XSS の脆弱性」と記載されています。

本脆弱性は、CVE-2013-0010 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft System Center Operations Manager 2007 SP1
  • Microsoft System Center Operations Manager 2007 R2

想定される影響

第三者により、削除されたオブジェクトへのアクセスを誘発する巧妙に細工された RDP パケットを送信されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS13-003
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS13-003
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA13-008A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0009
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-008A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0009
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0003
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS13-001,002,003,004,005,006,007)(2013年01月09日)
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-008A
更新履歴

  • [2013年01月11日]
      掲載

公表日2013/01/08
登録日2013/01/11
最終更新日2013/01/11