【活用ガイド】

JVNDB-2013-001007

複数の Asterisk 製品におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

複数の Asterisk 製品には、スタックの消費により、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source 1.8.19.1 未満の 1.8.x
  • Asterisk Open Source 10.11.1 未満の 10.x
  • Asterisk Open Source 11.1.2 未満の 11.x
  • Asterisk with Digiumphones 10.11.1-digiumphones 未満の 10.x-digiumphones
  • Certified Asterisk 1.8.11-cert10 未満の 1.8.11

想定される影響

第三者により、下記のプロトコルの TCP データを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。

(1) SIP
(2) HTTP
(3) XMPP
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5976
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5976
更新履歴

  • [2013年01月07日]
      掲載