【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2013-000119

Juniper ScreenOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Networks が提供する ScreenOS には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社 FFRI 鈴木 秀一郎 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • ScreenOS バージョン 6.3
  • ScreenOS バージョン 6.2
  • ScreenOS バージョン 5.4 (NS 5GT のみ)

想定される影響

細工されたパケットを処理することで、デバイスが停止する可能性があります。
対策

[Ping of Death Screen を有効にする]
開発者が提供する情報をもとに、Ping of Death Screen を有効にしてください。

なお、開発者によると 2013年中に本脆弱性に対応した Fix 版 6.3.0.r16 を提供するとのことです。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6958
参考情報

  1. JVN : JVN#28436508
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6958
更新履歴

  • [2013年12月13日]
      掲載
    [2013年12月18日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2013-6958) を追加