【活用ガイド】

JVNDB-2012-006330

GNU C Library の iconvdata/ibm930.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GNU C Library (別名 glibc) の iconvdata/ibm930.c には、サービス運用妨害 (out-of-bounds read) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.16 未満

想定される影響

攻撃者により、IBM930 でエンコードされたデータを UTF-8 に変換する際の iconv 関数に対する "0xffff" マルチバイト文字を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds read) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6656
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6656
更新履歴

  • [2014年12月08日]
      掲載