【活用ガイド】

JVNDB-2012-006214

LTSP Display Manager の wwm 用デフォルトのキーバインドにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

LTSP Display Manager (ldm) の wwm 用デフォルトのキーバインドには、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Canonical
  • LTSP Display Manager 2.2.7 未満の 2.2.x 
  • Ubuntu 11.10
  • Ubuntu 11.04

想定される影響

第三者により、KP_RETURN キーバインドを介して、ターミナルウィンドウを起動されることで、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical LTSP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1166
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1166
更新履歴

  • [2014年05月23日]
      掲載