【活用ガイド】

JVNDB-2012-006177

WICD の D-Bus インターフェースの SetWiredProperty 関数における任意の構成設定を書き込まれる脆弱性

概要

WICD の D-Bus インターフェースの SetWiredProperty 関数には、任意のコンフィギュレーション設定を書き込まれる、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


David Paleino
  • WICD 1.7.2 未満
Fedora Project
  • Fedora 15
  • Fedora 16
  • Fedora 17

想定される影響

ローカルユーザにより、dbus メッセージの巧妙に細工されたプロパティ名を介して、任意の構成設定を書き込まれる、および権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

David Paleino Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2095
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2095
更新履歴

  • [2014年04月09日]
      掲載