【活用ガイド】

JVNDB-2012-006140

Standards Based Linux Instrumentation for Manageability Common Information Model Client におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Standards Based Linux Instrumentation for Manageability (SBLIM) Common Information Model (CIM) Client (別名 sblim-cim-client2) の internal/cimxml/sax/NodeFactory.java は、ハッシュ衝突を想定した制限を行わずにハッシュ値を計算するため、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 11.4
  • openSUSE 12.2
  • openSUSE 12.1
Standards Based Linux Instrumentation Project
  • Standards Based Linux Instrumentation for Manageability Common Information Model Client 2.1.12 未満

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された XML ファイルを介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Standards Based Linux Instrumentation Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2328
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2328
更新履歴

  • [2014年02月12日]
      掲載

公表日2012/03/14
登録日2014/02/12
最終更新日2014/02/12