【活用ガイド】

JVNDB-2012-006028

Best Practical Solutions Request Tracker におけるメッセージの生成元の詳細を偽装される脆弱性

概要

Best Practical Solutions Request Tracker (RT) は、GnuPG が有効になっている場合、UI が暗号化されていないメッセージを暗号化されていないと分類することを保証しないため、メッセージの生成元の詳細を偽装される、または暗号化ポリシー (encryption-policy) の監査を妨げられる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Best Practical Solutions
  • Request Tracker 3.8.15 未満の 3.8.x
  • Request Tracker 4.0.8 未満の 4.0.x

想定される影響

第三者により、キューのアドレスへの電子メールのメッセージを介して、メッセージの生成元の詳細を偽装される、または暗号化ポリシー (encryption-policy) の監査を妨げられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Best Practical Solutions
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6580
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6580
更新履歴

  • [2013年07月25日]
      掲載

公表日2012/10/25
登録日2013/07/25
最終更新日2013/07/25