【活用ガイド】

JVNDB-2012-005978

Transmission などの製品で使用される libutp におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Transmission およびその他の製品で使用される libutp の utp.cpp には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 11.10
Fedora Project
  • Fedora 16
Transmission Project
  • Transmission 2.74 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Micro Transport Protocol パケットを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical openSUSE project Transmission Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6129
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6129
更新履歴

  • [2013年04月04日]
      掲載