【活用ガイド】

JVNDB-2012-005971

Apache CXF の URIMappingInterceptor における SOAP サービスへのアクセス権を取得される脆弱性

概要

Apache CXF の URIMappingInterceptor は、WS-Security 処理を回避する WSS4JInInterceptor を使用する場合、SOAP サービスへのアクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache CXF 2.5.8 未満
  • Apache CXF 2.6.5 未満の 2.6.x
  • Apache CXF 2.7.2 未満の 2.7.x

想定される影響

第三者により、HTTP GET リクエストを介して、SOAP サービスへのアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5633
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5633
更新履歴

  • [2013年03月25日]
      掲載