【活用ガイド】

JVNDB-2012-005946

IBM Tivoli Storage Manager のクライアントにおける不特定のアクセス権を取得される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager (TSM) のクライアント内の Web GUI には、不特定のクライアントのアクセス権を取得され、その結果、不特定のサーバのアクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.1.0 未満の 6.3
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.4.0.1 未満の 6.4

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、不特定のクライアントのアクセス権を取得され、その結果、不特定のサーバのアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0472
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0472
更新履歴

  • [2013年02月22日]
      掲載