【活用ガイド】

JVNDB-2012-005945

IBM Tivoli Storage Manager のクライアントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager (TSM) のクライアント内の traditional scheduler は、Prompted モードが有効になっている場合、サービス運用妨害 (スケジューリングの停止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.2.5.0 未満
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.1.0 未満の 6.3
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.4.0.1 未満の 6.4

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (スケジューリングの停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0471
更新履歴

  • [2013年02月22日]
      掲載