【活用ガイド】

JVNDB-2012-005930

Fortinet FortiMail の admin/FEAdmin.html におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Fortinet FortiMail ID ベース暗号 (IBE) アプライアンス上で稼働する Fortinet FortiMail の admin/FEAdmin.html には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


フォーティネット
  • FortiMail 4.3.4 未満

FortiMail-200D、400C、VM2000、2000B、5002B で稼働する FortiMail が影響を受けます。詳しくはベンダ情報をご覧ください。
想定される影響

攻撃者により、下記の項目を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) 「ユーザー設定」の「アンチスパム管理」におけるブラックリストの Add フィールド
(2) 「アンチスパム」セクションのパーソナルブラック/ホワイトリストにおける User name フィールド
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

フォーティネット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1471
更新履歴

  • [2013年02月06日]
      掲載

公表日2012/12/12
登録日2013/02/06
最終更新日2013/02/06