【活用ガイド】

JVNDB-2012-005918

FreeType におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeType には、BDF フォント、および bdf_free_font 関数の "アロケーションエラー" についての不適切な取り扱いに関連して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeType Project
  • FreeType 2.4.11 未満

想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical FreeType Project GNU Project openSUSE project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5668
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5668
更新履歴

  • [2013年01月28日]
      掲載
    [2014年05月14日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple Buffer Errors vulnerabilities in FreeType) を追加