【活用ガイド】

JVNDB-2012-005910

Linux Kernel の macvtap デバイスドライバにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Linux Kernel の macvtap デバイスドライバには、特定の構成で実行する場合、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.4.5 未満

想定される影響

特権権限のある KVM ゲストユーザにより、過度に長い記述子を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2119
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2119
更新履歴

  • [2013年01月24日]
      掲載