【活用ガイド】

JVNDB-2012-005897

Apache CXF における子ポリシーを回避される脆弱性

概要

Apache CXF は、クライアントサイドの WS-SecurityPolicy 1.1 SupportingToken ポリシーの子ポリシーを適切に強制しないため、下記の子ポリシーを回避される脆弱性が存在します。

(1) AlgorithmSuite
(2) SignedParts
(3) SignedElements
(4) EncryptedParts
(5) EncryptedElements
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache CXF 2.4.5 から 2.4.7
  • Apache CXF 2.5.1 から 2.5.3
  • Apache CXF 2.6.1 未満の 2.6.x

想定される影響

第三者により、下記の子ポリシーを回避される可能性があります。

(1) AlgorithmSuite
(2) SignedParts
(3) SignedElements
(4) EncryptedParts
(5) EncryptedElements
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2378
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2378
更新履歴

  • [2013年01月08日]
      掲載