【活用ガイド】

JVNDB-2012-005893

LibTIFF の tif_dir.c におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

LibTIFF の tif_dir.c には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF 4.0.2 未満

想定される影響

第三者により、TIFF 画像内に巧妙に細工された DOTRANGE タグを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian LibTIFF Novell オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5581
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5581
更新履歴

  • [2013年01月08日]
      掲載
    [2013年10月31日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:0187) を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-5581 Denial of Service vulnerability in LibTIFF) を追加