【活用ガイド】

JVNDB-2012-005884

Red Hat Enterprise Virtualization Manager における権限を取得される脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Virtualization Manager (RHEV-M) には、検索パスに関する処理に不備があるため、ホストを追加する際、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.1 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/ 内の Python モジュールである (1) deployUtil.py、または (2) vds_bootstrap.py のトロイの木馬を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0860
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0860
更新履歴

  • [2013年01月08日]
      掲載
    [2013年01月22日]
      CVSS による深刻度:基本値および攻撃条件の複雑さ、機密性、完全性、可用性への影響を変更