【活用ガイド】

JVNDB-2012-005853

ircd-ratbox および Charybdis の modules/m_capab.c おけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

(1) ircd-ratbox および (2) Charybdis の modules/m_capab.c は、サーバのハンドシェイク中に、能力のネゴシエーション (capability negotiation) を適切にサポートしないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Charybdis
  • Charybdis 3.4.2 未満
ircd-ratbox
  • ircd-ratbox 3.0.8 未満

想定される影響

第三者により、不正な形式のリクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Charybdis ircd-ratbox
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6084
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6084
  2. 関連文書 : atheme.org Security Advisory ASA-2012-12-31
更新履歴

  • [2013年01月07日]
      掲載

公表日2012/12/31
登録日2013/01/07
最終更新日2013/01/07