【活用ガイド】

JVNDB-2012-005851

Fail2ban の server/action.py における安全でない動作を誘発される脆弱性

概要

Fail2ban の server/action.py は、matches タグのコンテンツを適切に処理しないため、カスタムアクションファイル (custom action file) により、安全でない動作を誘発される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fail2ban
  • Fail2ban 0.8.8 未満

想定される影響

第三者により、当該コンテンツの不特定のシンボルを介して、安全でない動作を誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fail2ban Gentoo Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5642
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5642
更新履歴

  • [2013年01月07日]
      掲載