【活用ガイド】

JVNDB-2012-005814

Ubuntu の Aptdaemon における任意のパッケージレポジトリの GPG キーをインストールされる脆弱性

概要

Ubuntu の Aptdaemon は、鍵サーバから PPA GPG キーをインストールする際、短い ID を使用するため、任意のパッケージレポジトリの GPG キーをインストールされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 11.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
Sebastian Heinlein
  • Aptdaemon 0.43

想定される影響

第三者により、中間者攻撃 (MITM attack) を介して、任意のパッケージレポジトリの GPG キーをインストールされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Sebastian Heinlein
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0962
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0962
更新履歴

  • [2012年12月28日]
      掲載